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2007年03月31日(土) 13時48分

フジテレビが謝罪文掲載 ADHDめぐる表現で行き過ぎ朝日新聞

 フジテレビは、昨年9月放送の情報バラエティー番組「恐怖の食卓」でADHD(注意欠陥・多動性障害)を取り上げた際の表現に、誤りや行き過ぎがあったとして、局のホームページに3月末に謝罪文を掲載した。

 フジによると、番組中で医師が、ADHDは偏った食事で起こる可能性がある旨のコメントをし、「少年犯罪の一因と考えられている」という意味のテロップも付した。これに対し、患者の支援団体から「偏見や誤解を生む」と抗議を受けたという。

 謝罪文では、食事とADHDの因果関係は十分に解明されておらず、「発症原因の一つと表現したことは誤りだったと思う」などと説明。ADHDと少年犯罪を結び付けた表現は「行き過ぎたものと反省しております」と述べている。

http://www.asahi.com/culture/update/0331/011.html