記事登録
2007年03月31日(土) 19時10分

「一家に1枚 宇宙図」作成 文科省朝日新聞

 宇宙の歴史や広がりを1枚のポスターに盛り込んだ「一家に1枚 宇宙図2007」を文部科学省が作った。国立天文台の研究者やデザイナー、コピーライターらが約7カ月かけてまとめた。

「宇宙図」を手にするデザイナーの小阪淳さん(中央)ら。図の中の逆三角形は宇宙の膨張の様子などを示す

 宇宙が急激に膨らんできた様子を、1枚の絵に盛り込んだのが特徴。宇宙の7割以上を占めるとされる「ダークエネルギー」や生命の誕生などを、最新の理論も踏まえて説明した。

 科学知識をわかりやすく示した「一家に1枚」シリーズとしては、元素の周期表、ヒトゲノムマップに続く第三弾。全国の小中高校に1枚ずつ配るほか、4月中旬から科学館や博物館など300カ所で計15万枚を配る。

http://www.asahi.com/life/update/0331/007.html