輸入禁止の北朝鮮産アサリを不正輸入 中国人船長を外為法違反容疑で再逮捕（フジTV）
輸入が禁止されている北朝鮮産のアサリを不正に輸入したとして、中国人船長が31日、外為法違反の疑いで再逮捕された。再逮捕されたのは、中国人船長の劉明国容疑者(58)。
第7管区海上保安本部の調べによると、劉容疑者は2月22日、北朝鮮産のアサリおよそ55トンを中国産と偽り、山口県の下関港に輸入した疑いが持たれている。
劉容疑者は入港前に、北朝鮮の海州(ヘジュ)に立ち寄っていたにもかかわらず、「中国から直接入港した」と偽って申告したとして、逮捕されていた。
また海上保安本部は、北朝鮮産のアサリを中国産と偽装して販売しようとした疑いで、貨物船をチャーターした山口・山陽小野田市の水産会社「藤遠貿易」をすでに捜索している。
2006年10月に北朝鮮への経済制裁が実施されて以降、北朝鮮産の物品が摘発されるのは初めてとなる。
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2007/03/31 13:24 取材: テレビ西日本