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2007年03月31日(土) 07時17分

厚労省タミフル研究班長寄付金問題 厚労省、寄付金を承諾していたことを明らかにフジTV

インフルエンザ治療薬タミフルをめぐり、厚生労働省の研究班の主任研究者らが輸入元の中外製薬から寄付を受けていた問題で、厚生労働省は、主任研究者らから寄付金について相談を受け、承諾していたことを明らかにした。
厚生労働省によると、タミフル研究班の主任研究者で、横浜市立大学の横田俊平教授らから「国の補助金では足りないので、中外製薬などから寄付金を受けたい」などと、再三、相談を受けたという。
しかし、担当者は相談の内容を十分理解しないまま、承諾していた。
寄付を受けていた統計数理研究所の藤田利治教授は「(厚労省側に)資料もお配りし、丁寧な説明をしているので、ですからご理解いただいてやっぱり心配してくれてるんだなと」と話した。
また、厚労省は「(担当者が内容確認の)メモを見た記憶はあるが、内容をよく精査、考えるということはなかったということ。(もらったけど見ていないんですね?)そういう意味ではそういうことになる」と語った。
横田教授ら3人が中外製薬から受け取っていた寄付金は、数年間であわせて7,600万円で、厚生労働省は、3人を研究班から外すことを決めた。
highlow highlow 2007/03/31 07:17

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