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2007年03月31日(土) 07時27分

ロス市警、懐中電灯を小型化 武器として悪用の批判受け朝日新聞

 米ロサンゼルス市警は30日、警官に配備する新型懐中電灯を披露した。「懐中電灯が容疑者を殴る武器として悪用されている」との批判を受け、従来より大幅に軽量化された。

 新懐中電灯は長さ22センチ、重さ0.29キロとコンパクトながら、リチウムイオン電池の採用などで従来以上の照度を実現。1回の充電で1時間半持続し、充電器をパトカーにも搭載する。

 2004年、ロス市警の警官が懐中電灯で容疑者を執拗(しつよう)に殴るシーンがテレビ放映された。当時の懐中電灯は長さ60センチ、重さ0.9キロと警棒並みで、「警官の暴力を誘発しやすい」と批判を浴びた。(時事)

http://www.asahi.com/international/update/0331/001.html