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2007年03月31日(土) 00時21分

電力各社で不適切・不正なトラブルが原発だけで97件起こっていたことが判明フジTV

原子力発電所など発電設備で過去に発生したトラブルについて、電力各社が総点検を行い、経済産業省に報告を行った。不適切、不正なトラブルが原発だけでも97件起こっていた。
このうち東京電力では、福島第1原発2号機で1984年に起動中の原子炉が自動停止し、数秒間、臨界状態になっていたことがわかった。
作業員に影響はなかったということだが、東京電力は国などへの報告をしていなかった。
また、1978年に福島第1原発3号機で起きた事故は、臨界事故であったと確認した。
このほか、日本原子力発電の敦賀原発2号機で、1997年、原子炉を覆う格納容器の検査で、配管の弁から空気が漏れていたトラブルを国に報告せず、検査に合格していたこともわかった。
highlow highlow 2007/03/31 00:21

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00108030.html