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2007年03月31日(土) 19時38分

<都知事選>五輪招致に賛否きっ抗 毎日新聞世論調査毎日新聞

 毎日新聞の3月24、25両日の全国世論調査(電話)で、東京都知事選の争点である16年夏季五輪招致について聞いたところ、賛成36%、反対37%、「関心がない」24%で、賛否がきっ抗する結果となった。内閣支持層と与党支持層は賛成比率が全体より高く、推進を掲げる石原慎太郎知事がこれらの層から一定の理解を得ていることを示した。
 衆院選ブロック別では、東京は賛否とも37%、「関心がない」が21%で全体と同傾向。北関東が賛成53%、反対26%、南関東が賛成51%、反対28%で、東京に近い地域に賛成が多い半面、中国は賛成17%、反対50%など、遠いほど反対が増える傾向を示した。
 賛成は内閣支持層は47%で、不支持層は26%。支持政党別では自民、公明がそれぞれ49%、47%で、民主、共産、社民、無党派は32%、31%、31%、30%だった。
 都知事選で、吉田万三、浅野史郎、黒川紀章の新人3氏らは見直し・中止を公約に掲げている。【清水隆明】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070331-00000077-mai-pol