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2007年03月31日(土) 00時00分

県議選告示 41人舌戦朝日新聞

◆33議席巡り訴え交錯 3選挙区、5人無投票当選◆

 県議選(定数38)が30日告示され、9選挙区に計46人が立候補した。市町村合併をへて選挙区が再編され、今回から1選挙区減っている。立候補した人の内訳は現職32人、元職1人、新顔13人。このうち女性候補は5人。また、岩美郡(定数1)、西伯郡(同3)、日野郡(同1)の3選挙区は無投票となり、いずれも現職の計5人の当選が決まった。各候補者たちは、それぞれに格差問題、福祉、教育、経済振興などについて訴えている。投開票は知事選と同じ4月8日。

 午前9時、鳥取市内の県議選候補者事務所前には雨が降る中、約250人の支援者らが集まった。候補者は「貧しい人々に自立を求めても困難であり、サポートが我々の役割だ。弱者の視点で情報発信していく」と第一声で訴え、選挙カーに乗り込んだ。

 無投票となった岩美郡選挙区では、岩美町の前田宏氏(73)が7期連続の当選をした。午後5時すぎ、自宅に集まった支援者たちを前に前田氏は「片山県政の2期8年で不足した県と国、県と市町村の連携を進めていきたい」と話した。

http://mytown.asahi.com/tottori/news.php?k_id=32000000703310002