記事登録
2007年03月31日(土) 00時00分

県議選告示/戦後最少の52人立候補朝日新聞

 統一地方選の前半戦となる県議選が30日、告示された。13選挙区の定数45に対し、52人が立候補を届け出た。このうち丸亀市、善通寺市、東かがわ市、三豊市、木田郡、綾歌郡、仲多度郡第1の7選挙区は定数を超える立候補届け出がなく、無投票で計16人の当選が決まった。戦後でみると、候補者52人は最少、無投票当選者16人は最多。6選挙区は選挙戦となり、計36人が論戦を始めた。投票は4月8日で、即日開票される。
 定数45は前回の03年と変わらないが、選挙区数は市町合併による区割り見直しで3減って13に。また、無投票が7選挙区となったのは、79年(全選挙区数14)と87年(同15)の時と並び、戦後最多だという。
 立候補した52人の内訳は現職41人、元職2人、新顔9人。新顔は前回に比べて13人少なく、戦後最少となった。女性候補は戦後最多だった前回、前々回の4人から1人減って3人。党派別では、自民30(うち無投票当選12人)、民主3、公明2、共産2、社民4(同4人)、国民新党1、無所属10。
 選挙戦となった6選挙区は高松市、坂出市、観音寺市、さぬき市、小豆郡、仲多度郡第2。財政再建や市街地活性化、医療の地域格差などの課題をはじめ、政務調査費などいわゆる「議員特権」問題なども争点となりそうだ。

http://mytown.asahi.com/kagawa/news.php?k_id=38000000703310002