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2007年03月31日(土) 20時52分

仙台市中心部で連続発砲事件、男性2人けが朝日新聞

 30日午後10時半ごろ、仙台市青葉区大町2丁目のマンションで「拳銃で撃たれた」と、110番通報があった。宮城県警が調べたところ、マンションの非常階段などに、背中や右足太ももを撃たれた若い男性2人がいた。重傷だが命に別条はないという。

 調べでは、2人は住吉会系暴力団組員(28)と準構成員(23)で、マンション3階の組関係者宅を訪れようとしたところ、背後から近づいてきた2人組の男に撃たれたという。2人組はともに30歳くらいで、発砲後、黒っぽい乗用車で逃走したという。

 さらに約2時間半後の31日午前1時ごろには、同市若林区若林5丁目のマンションにある山口組系暴力団事務所の玄関ドアに銃弾数発が撃ち込まれた。マンション敷地内では29日夜、住吉会系組員の庄子正明容疑者(52)=同区南鍛冶町=が包丁で山口組系組員(44)の腹を刺し、銃刀法違反容疑で現行犯逮捕されている。県警は、両系列暴力団の抗争が絡んでいるとみている。

http://www.asahi.com/national/update/0331/TKY200703310038.html