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2007年03月30日(金) 20時05分

「ワンパク少年」の代名詞ともいえる半ズボンが下着の変化などを理由に減少傾向フジTV

一昔前まで、「ワンパク少年」の代名詞ともいえる存在だった半ズボン姿。ところが、今、その半ズボンが消えつつあるという。
小学校の男の子からは「恥ずかしいし、笑われる」、「う〜ん、かっこ悪い」、「長ズボンの方がかっこいいような気がします」といった声が聞かれた。
小学校の先生は「でも本当に、ふと気づけば、(半ズボンは)全然見かけなくなって、ちょっと寂しい感じもしますね」と話した。
子ども服を専門に扱う西松屋チェーンの田中雅彦マネジャーは、「もう今は、ほとんどというか、(半ズボンは)ないですね。14年ぐらい前に急速に売れが悪くなって、それから2年ほどたってから、うちの店舗からは、ほとんどなくなってしまいました」と話した。
理由の1つとみられているのが、お母さんたちの意識の変化だという。
母親からは「はかせないと思います」、「自分の子どもにもおしゃれをさせたい」などといった声が聞かれた。
「セサミ」編集グループ・堀田瑞江総編集長は「バブルのころっていうのは、お母さんたちは海外の物にすごくあこがれて、吸収してましたから」、「自分の子どもでもやっぱり、おしゃれをさせることによって、装うということが日常的に必需品になってくるっていう」と語った。
さらに、子どもの下着の変化が、半ズボン激減に拍車をかけているという声もある。
明石被服興業・秋場一恵さんは「下着が、お子さんもブリーフからトランクスやボクサーパンツなどに変わっていますので、そういった下着が(制服から)見えてしまうということで(丈の長さも)変わってきました」と話した。
10年ほど前までは、また下5〜6cmが主流だったという制服のズボンだが、今ではおよそ15cmくらいが主流で、10cmも長くなっているという。
highlow highlow 2007/03/30 20:05

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