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2007年03月30日(金) 19時26分

東京・品川区女性殺害事件 逮捕の女、ニュージャパン火災の被災者と判明フジTV

2005年4月、東京・品川区で女性が殺害された事件で、逮捕された前田優香容疑者(43)が、33人の死者を出したホテル・ニュージャパン火災の被災者だったことがわかった。
健康ランドで前田容疑者を知る人は「向こうから声をかけてきて、『よければカラオケに』と誘ってきた。浴衣がずれて、胸元がボーンと(開き)、モーションかけてるのかなと」と話した。
あるときは2人の女優をもじった大原志麻、またあるときは殺された鈴木友幸(ゆうこ)さんの名前など13の偽名を使い分け、交際女性の殺害容疑で逮捕された前田優香容疑者。
前田容疑者は、25年前のニュージャパン火災の際、大学受験のため、広島から上京し、このホテルに宿泊した。
そこから生還し、当時、地元の新聞に写真付きで紹介されたという。
殺害された鈴木友幸さんの母親は「(前田容疑者は)あれだけの器量を持っているんだから、ちゃんと働けばね...。ホステスのNo.1だったでしょ? 新宿じゃ」と話した。
前田容疑者は逃走中、鈴木さんの写真を持ち歩いていたという。
前田容疑者は「いつも友幸さんを見ていたいと思い、友幸さんのマンションから(写真を)持ち出した」と供述しているという。
聖学院大学客員教授の作田 明氏は「愛着というか、一種の愛情のもつれで殺しているわけだから、写真を持っていることは(鈴木さんを)忘れたくないという気持ち」と語った。
前田容疑者は、鈴木さんの写真に手を当て、捜査員の前で涙を流すこともあったという。
警察で引き続き、くわしい動機を調べている。
highlow highlow 2007/03/30 19:26

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