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2007年03月30日(金) 19時24分

千葉・イギリス人女性殺害事件 英大衆紙「犯行は暴力的な漫画が影響与えた可能性」フジTV

千葉・市川市でイギリス人英会話講師が殺害された事件で、イギリスの大衆紙は「犯行は、日本の暴力的な漫画が影響を与えた可能性がある」という内容のコラムを掲載した。
英会話講師、リンゼイ・アン・ホーカーさん(22)の遺体が、マンションベランダに置かれた浴槽から見つかってから5日が過ぎ、遺体に残された皮下出血は、殺害される前にできたものと判明した。
さらに、逃走を続けている市川市の無職・市橋達也容疑者(28)の部屋からは、園芸用の砂の袋が複数見つかった。
市橋容疑者は、卒業文集に「でも一番はのぞき。部屋がすぐ女子風呂の前で、夜のぞきに行こうとして窓から抜け出した」と中学時代の思い出をつづっていた。
そんな中、リンゼンさんの母国・イギリスの28日の新聞は、父親の涙の会見の様子を大々的に報じ、市民の事件への関心もさらに高まっている。
イギリスの大衆紙「サン」は、「犯行は、日本の暴力的な漫画が影響を与えた可能性がある」という内容のコラムを掲載した。
また、「容疑者宅から、女性を暴行する場面もある暴力的な漫画が大量に見つかった」と、日本では報じられていない情報を載せている。
今回の事件で、日本に対する印象が変わったかを、ロンドン市内の女性に聞いてみると、「日本はモダンで、とてもすてきな街だと思っていたけど、今は少しイメージダウンした感じ」、「日本について悪い話は聞いたことなかったけど、今は少し怖いわ」などといった声が聞かれた。
若い世代を中心に「変わった」という答えがある一方で、「わたしの日本へのイメージは特に変わっていません」、「1つの事件だけで、その国全部が否定されることはないわ」などと、「以前と変わらない」とする意見もあった。
旅行代理店でも、日本への旅行のキャンセルや問い合わせなどは「今のところ1件もない」と話すなど、今回の事件による対日感情の変化は、限定的な様子。
highlow highlow 2007/03/30 19:24

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00108017.html