能登半島地震 大きな被害を受けた石川・輪島市の小学校で入学式を延期する事態に（フジTV）
能登半島地震から6日目、被害が集中する石川・輪島市で、大きな被害を受けた小学校が入学式を延期する事態に追い込まれている。輪島市の山間部にある三井地区では、山の上に設置されたタンクに地震でひびが入り、水漏れを起こしているため、断水が続いている。
理髪店の店主は、「いつまで続くのかと思うと、情けなくなる」と語った。
この地区にある三井小学校では、校舎の壁が崩れるなどの大きな被害を受けており、4月5日に予定していた入学式を延期することを決めた。
三井小学校の田上博幸校長は、「水につきましては、学校の故障ではなくて、地域の故障ですから、私どもも大変困っています」と語った。
一方、地震発生から6日目を迎え、避難生活を強いられている人たちの疲れは、ピークに達している。
消防によると、輪島市内で、これまでに10人以上が病院に搬送されているが、多くが避難所生活によるストレスが原因だという。
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2007/03/30 06:01 取材: FNN取材団