県議選は３０日に告示され、いよいよ統一地方選の前半戦がスタートする。１９選挙区の５０議席をめぐって、７０人余りが立候補を予定している。立候補の届け出は、１２の市区（前橋市・勢多郡区含む）が各市選挙管理委員会で、７の郡区では管轄する県の各行政事務所で、午前８時半から午後５時まで受け付ける。
前橋市選管は、届け出会場となる市役所１１階で、職員約２０人がリハーサルをした。届け出受理の順番を決めるくじ引きや、腕章や標旗（のぼり旗）など選挙運動の「七つ道具」を確認した。
前回０３年の投票率は５６・９３％。７５年以降、減少傾向に歯止めはかかっていないが、市町村合併を経て、上がるのか下がるのか「全く読めない」と県選管。河村昭明・県選管委員長と関口ふさの・県明るい選挙推進協議会長は「地方分権が進展する中、今後の県政の方向を決定する重要な選挙。各候補者の政策や識見を見極め、積極的に投票に参加し、本県の未来を託す代表者を選ばれますよう」とコメントを出した。
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