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2007年03月30日(金) 00時00分

政治家のモラルどうなってる?大田2区議にも盗作疑惑ZAKZAK

 自民党の鈴木章浩前大田区議(44)が、海外視察後に議会に提出する報告書にインターネット上の記述をほぼ丸写ししていた問題に絡み、同区の別の自民党区議と民主党前区議の報告書もネットの記述と酷似していることが30日までに分かった。政治家のモラルはどうなっているのか?

 新たに問題視されいるのは、自民党の安藤充区議(60)と、民主党の田中健前区議(29)。

 「おおた区議会年報−平成18年版」には、2006年に安藤氏が米セーラム市などを、田中氏が中国・北京を訪問した報告書が掲載されているが、それぞれ1段落目がネット上のフリー百科事典「Wikipedia」の「ニューヨーク」「北京オリンピック」の記述と酷似しているうえ、田中氏の報告書は中国の旅行者のホームページともほぼ一致する記述があるという。

 当然、これらの海外視察には税金が使われている。問題を指摘した共産党の渋谷要区議団長(73)は「こんないい加減な報告書しか出せないなら、海外視察をやめるべきだ」と語っている。

ZAKZAK 2007/03/30

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007033009.html