ヤマダ電機によると、この業者は06年2月から今年1月にかけて、同社の熊谷配工センター(埼玉県熊谷市)で集められた家電リサイクル法の対象となるテレビなど4品目について、委託された場所に運ばず、中古品販売業者に転売していた。1月に内部監査でわかり、業者の従業員が個人的に換金していたことが確認されたという。
同社は「委託契約先の従業員による不適切な処理でお客さまに迷惑をかけ、深くおわびします」とのコメントを出した。
家電リサイクル法は、客から費用をとって不用家電を受け取った小売店に所定の集積場所に運ぶよう義務づけている。不用家電はリサイクル業者により再商品化される。
http://www.asahi.com/national/update/0330/TKY200703300108.html