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2007年03月30日(金) 06時54分

無人トラック暴走 巻き込まれた小6女児、重傷 長崎朝日新聞

 長崎県平戸市岩の上町で29日、無人の軽トラックが坂道を暴走して市道から落ちた際、小学6年の女児(12)が巻き添えとなった事故で、女児は腰の骨が折れる重傷を負っていたことがわかった。女児は当時、軽トラックがぶつかって倒したブロック塀にもたれかかって友人と話をしていたという。

 平戸署は、坂道に軽トラックを止めていた市内の運送会社員(52)がサイドブレーキをかけていなかった疑いもあるとみて、業務上過失傷害と道路交通法(停止措置義務)違反容疑で事情を聴いている。

 調べでは、運送会社員は事故の直前、近くの民家に荷物を配達するため、近くの下り坂に軽トラックを駐車。配達先の在宅を確かめて荷物を取りに戻ったところ、軽トラックはすでに市道と交わる坂道を下っており、そのまま約30メートル先のブロック塀(高さ約60センチ)に衝突。勢いで幅約3.6メートルにわたって塀をなぎ倒して転落した。

http://www.asahi.com/national/update/0330/SEB200703300001.html