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2007年03月30日(金) 17時00分

総務相、関テレに警告「誠に遺憾」…最も厳しい指導夕刊フジ

 菅義偉総務相は30日午前、関西テレビの番組「発掘!あるある大事典II」の捏造(ねつぞう)問題で、同社の千草宗一郎社長を総務省に呼び、事実を曲げないで報道することなどを定めた放送法に違反したとして、行政指導のうち最も厳しい「警告」を行った。

 千草社長はこの後、記者団に「警告を大変重く、厳粛に受け止めたい。多くの方々にご迷惑をお掛けしたことを深くおわびする」と述べ、放送倫理の徹底などに努めると強調した。自らの進退については「検証番組をしっかりとまとめ、責任を明らかにしていきたい」と述べるにとどめたが、辞任は避けられない状況だ。

 警告は、「放送の公共性と言論報道機関としての社会的責任にかんがみ、誠に遺憾」と批判した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070330-00000002-ykf-ent