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2007年03月29日(木) 13時02分

靖国神社戦犯合祀(ごうし)が旧厚生省からの働きかけで進められていたことが明らかにフジTV

靖国神社への戦犯の合祀(ごうし)は、旧厚生省から神社側への働きかけで進められていたことが、国立国会図書館の資料で明らかになった。
国立国会図書館が公表した「新編靖国神社問題資料集」によると、戦犯の合祀については、1958年に、旧厚生省が海外で死亡したB級以下の戦犯を「目立たない範囲で了承してほしい」と、神社側に要請する記述が残されている。
さらに、1966年には、A級戦犯の名簿が旧厚生省に送られ、事実上、国が主導して戦犯の合祀が行われていたことを示している。
また、1969年の会議では、A級戦犯を合祀する決定について、両者が再確認し、その際、「外部発表は避ける」としていた経緯も資料で明らかになった。
これに対し、塩崎官房長官は、会見で「合祀を最終的に判断するのは神社側で、旧厚生省が強制することはない」と強調した。
highlow highlow 2007/03/29 13:02

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