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2007年03月29日(木) 00時00分

マイクロソフト、Windows Server 2003 Service Pack 2の日本語版を提供朝日新聞

 マイクロソフト(ダレン・ヒューストン社長)は3月28日、「Microsoft Windows Server 2003 Service Pack 2(Windows Server 2003 SP2)」日本語版の無償ダウンロードを開始した。4月中旬以降、オーダーを受け付け、CD-ROM版も1050円で販売する予定。

 「Windows Server 2003 SP2」は、Windows Server 2003ファミリーおよびWindows XP Professional x64 Editionの発売以降に公開された更新プログラムとセキュリティ更新プログラムを一括で適用する。また、Windows Server 2003に対応した「Windows展開サービス」「Windows Server 2003 Scalable Networking Pack」や、Windows XP Professional x64 Editionに対応した「Wi-Fi Protected Access 2(WPA2)」などの機能を強化し、信頼性、基本性能、運用管理性の向上、セキュリティの強化を実現する。

 「Windows展開サービス」は、リモートインストール・サービス(RIS)を再設計し、アップデートを行ったRISの後継サービス。離れた場所のコンピュータにインストールメディアを使用せずに、ネットワーク経由でWindows VistaなどのWindowsオペレーティングシステムを展開できる。

 「Windows Server 2003 Scalable Networking Pack」は、ネットワークベースのビジネスアプリケーションやネットワークベースの保存/バックアップソリューションに加え、ビデオ会議、オーディオ/ビデオプレゼンテーションのパフォーマンスを効率的に改善できる。

 「WPA2」は、新たなWi-Fi Allianceワイヤレスセキュリティ認定のサポートにより、ワイヤレスクライアントソフトウェアのセキュリティを強化。ワイヤレスインターネットアクセスを備えた「Wi-Fiホットスポット」などの安全性の高い公共施設での円滑な接続を実現する。

http://www.asahi.com/digital/bcnnews/BCN200703290008.html