調べでは、羽生署は2月、わいせつDVDの販売や貸し出しなどをしたとして、同県羽生市のビデオ店をわいせつ物頒布等の疑いで家宅捜索し、わいせつDVD数百枚を押収した。男性巡査はこの事件の捜査に加わり、押収した証拠物のDVDの検分を担当していた。
同署の50代の課長級の男性警部補ら署員数人が2月ごろ、この巡査に対し、それぞれ私的観賞のため、DVDのコピーを依頼。巡査はこれに応じ、勤務時間中に署内でコピーし、1人あたり数枚を配ったという。
県警は、コピーした巡査の行為が、わいせつ物頒布等罪に抵触する可能性もあるとして調べている。調べに対し、巡査らはコピーと配布について認めているという。
http://www.asahi.com/national/update/0329/TKY200703290215.html