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2007年03月29日(木) 06時26分

三洋電機、井植社長が取締役に降格し、後任に佐野執行役員が就任する人事発表フジTV

経営再建中の大手家電メーカー・三洋電機は28日、井植敏雅社長(44)が取締役に降格し、後任に生え抜きの佐野 精一郎執行役員(54)が就任する人事を発表した。
8日の記者会見で、辞任を発表した井植敏雅社長は「わたしは改革をするために社長になりながら、世論では最後に、古い体質の代名詞になってしまったことが、痛恨の極みであります」と話した。
三洋電機では、創業者の故・井植歳男氏と現最高顧問の敏氏(75)、それに現社長の敏雅氏と、創業から60年間、井植一族が経営の中枢を担ってきた。
しかし、2005年3月期の決算で1,715億円もの赤字を計上したほか、同族経営を絶とうと、会長に招いた野中 ともよ氏も辞任した。
敏雅社長は、4月1日付で社長職を辞任して取締役に降格し、後任に生え抜きの佐野 精一郎現執行役員が就任することになった。
highlow highlow 2007/03/29 06:26 取材: 関西テレビ

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107909.html