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2007年03月29日(木) 23時39分

脱水は垂直、乾燥は斜め ドラムが動く洗濯乾燥機朝日新聞

 三菱電機は、洗濯槽の角度が状況に応じて変わる新型洗濯乾燥機「ムービングドラム」を、5月上旬から発売すると発表した。洗濯槽が垂直になっている一般の「タテ型」と、横や斜めになった「ドラム型」には機能に一長一短があるが、それぞれの長所を生かすことができるという。

 6キロ未満の洗濯物ならドラムが15度に傾き、6〜9キロならタテ型で洗濯する。洗濯物の量に応じて適切な角度になるよう自動制御することで、「最高の洗濯スピードと強力な洗浄力を実現した」という。

 脱水時は、回転が安定する垂直にして、低騒音・低振動を実現した。乾燥時には15度に傾け、衣類を中で舞い上げながら仕上げることで、水平に回転させるだけの従来機に比べて、必要な時間と電気代を約半分に減らせるという。洗濯・乾燥が終わると、自然な姿勢で洗濯物を取り出せるように20度に傾く。

 幅64センチ、奥行き71センチ、高さ108センチで、色は白と銀の2色。店頭想定価格は25万円前後で、月産8000台を見込む。

http://www.asahi.com/business/update/0329/175.html