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2007年03月29日(木) 13時10分

東証、不安定な値動き 午前急落、午後は持ち直し朝日新聞

 29日の東京株式市場は、前日の米国市場の大幅な下落を受けて急落した後、午後に急速に持ち直す激しい値動きとなった。東京証券取引所1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)の午前の終値は、TOPIXが前日比15.77ポイント低い1695.29。日経平均株価は同158円48銭安い1万7096円25銭だった。午前の出来高は10億4000万株。

 午後1時では、TOPIXは同3.56ポイント高い1714.62。日経平均は同63円27銭高い1万7318円00銭。

 前日の米国市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)のバーナンキ議長が議会証言で米景気の先行き不透明さに言及したことから大幅に下落。東京市場も急落して始まり、日経平均は一時、200円を超す下げ幅となった。午後に入って、香港や上海などアジアの主要株式市場が上昇していることや、円高ドル安傾向が緩和され始めたことから買い戻しの動きが広がった。

http://www.asahi.com/business/update/0329/093.html