2007年03月29日(木) 10時25分

いすゞ社長に細井副社長の昇格が内定　井田社長は会長に（朝日新聞）

　いすゞ自動車は、細井行副社長が社長に昇格し、井田義則社長が代表権のある会長に就く人事を内定した。２９日午後の記者会見で発表する。６月下旬の株主総会日付。いすゞは筆頭株主だった米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）との資本関係を昨年４月に解消後、ＧＭから株式を引き受けたトヨタ自動車との提携に一定のめどがつき、業績も上向いていることから社長交代を決めた。

　井田氏はいすゞの業績が低迷していた００年１２月に社長に就任。米国での現地生産撤退や人員削減を決め、経営再建を進めた。細井氏は経営企画室やアジア、米国担当を歴任。トヨタとの提携交渉では中心的な役割を果たした。

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　細井　　行氏（ほそい・すすむ）早大政経卒、７３年いすゞ自動車に入り、米国子会社社長や事業企画室長などを経て、０６年４月から副社長。５７歳。

http://www.asahi.com/business/update/0329/082.html