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2007年03月29日(木) 00時00分

テレ東、番組監査部を新設へ 捏造再発防止策朝日新聞

 テレビ東京の菅谷定彦社長は29日の定例会見で、同局の健康情報番組での捏造(ねつぞう)問題の再発防止策として、同社で制作部門を経験したOBら5、6人による番組監査部(仮称)を今年7月をめどに新設すると発表した。

 同部は医療、健康、食品を扱う番組を対象にチェックをし、実験などの制作現場に立ち会うこともある。ほかに同社の「番組制作ハンドブック」などを改訂し、(1)企画段階と放送素材の納品前の2回、専門家の監修を義務づける(2)チェックシートを使ってプロデューサーが制作過程を点検する(3)制作会社への発注を早め、納品期限の順守を求める、などを定めた。

 関西テレビ制作の「発掘!あるある大事典2」の捏造問題に対するキー局・フジテレビの対応について、菅谷社長は「フジテレビは視聴者に説明責任を果たしていない。役所が言う前に対応すべきだ」と批判した。

http://www.asahi.com/culture/tv_radio/TKY200703290271.html