３３選挙区１０７人準備／あす告示（朝日新聞）

2007年03月29日(木) 00時00分

　県議選は３０日、告示される。定数７４に対し、今のところ１０７人が立候補の準備を進めている。条例改正で今回から選挙区割りや定数配分が大きく変わるため、３３選挙区の中では激戦となりそうな選挙区も多い半面、１３選挙区で無投票が予想される。投開票は４月８日。

　党派別にみると、県議会で過半数を超える最大会派の自民は、前回より２人少ない４３人が立候補を予定。民主は、９人多い１３人の見込み。公明は６人（前回７人）、共産は５人（同７人）、無所属は４０人（同４０人）になりそうだ。

　選挙区は前回の２９から四つ増えた。市町村合併に合わせて、郡単位だった旧選挙区を再編したり、いくつかの選挙区を合区したりした。また、静岡、浜松両政令指定市（浜松は４月に移行）は、行政区ごとに選挙区を設けた。

　「法律の範囲内で可能な限り減らす」と議論が続けられてきた議員定数は、４減になる。