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2007年03月29日(木) 21時03分

安倍首相、旧厚生省の靖国戦犯合祀(ごうし)関与について憲法上の問題はないとの考え示すフジTV

靖国神社への戦犯の合祀(ごうし)が、旧厚生省から神社側への働きかけで進められていたことが明らかになったことに関して、安倍首相は29日夜、記者団に対し、憲法上の問題はないとの考えを示した。
安倍首相は「文書自体は、靖国神社側が作成をしたということだと思います。合祀については、靖国神社が合祀をしたと。そしてその際、資料等についてですね。求められて、厚生省が提供をしたということではないでしょうか」と述べたうえで、4月に予定されている中国の温家宝首相の日本訪問には、影響はないとの考えを示した。
この問題は、国立国会図書館が公表した資料により、A級戦犯の合祀に国が積極的に関与していたことが明らかになったもの。
これに対して、共産党の志位委員長が「憲法違反の疑いがある」と批判するなど、野党から批判が出ている一方、自民党の山崎前副総裁らは、政府の責任を指摘したうえで、A級戦犯の分祀を求めている。
highlow highlow 2007/03/29 21:03

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107960.html