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2007年03月28日(水) 00時00分

間違えて乗車し発車「慌てて降りようと…」非常コックZAKZAK

 28日午前8時10分ごろ、京都市下京区のJR京都駅を発車した広島発東京行き新幹線「のぞみ62号」で、すべてのドアが閉まっていることを示す表示灯が消え、京都駅の東約500メートルで緊急停止した。

 車掌らが調べると、6号車で乗降口の非常用ドアコックが引かれており、そばにいた男性客(26)が、ドアを開けようとしたと認めた。

 JR東海や滋賀県警によると、男性は金沢市から福岡県へ転勤になり、京都駅で博多方面へ向かう新幹線に乗車する予定だった。しかし方面を間違え「乗り間違えに気付き、慌てて降りようとした」と話したという。

 乗客らにけがはなく、新幹線は安全を確認し5分後に発車。滋賀県米原市の米原駅で臨時停車し、米原署へ男性を引き渡した。同署は威力業務妨害容疑の可能性もあるとみて事情を聴いている。

ZAKZAK 2007/03/28

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032834.html