27日午後9時ごろ、京都市伏見区の向島ニュータウンで「人が転落した」と、付近の住民から119番があった。
伏見署員が駆け付けると、11階建て集合住宅の9階に住む市立小学6年男児(12)が地面の植え込み近くに倒れており、病院へ運ばれたが間もなく死亡した。自室のベランダから転落したとみられ、同署が事故と自殺の両面で調べている。
調べでは、男児は上下スエット姿。26日から風邪をひいてベランダに面した部屋で寝ており、27日夕に市販の風邪薬2錠を飲んだ。ベランダの柵(高さ約1.2メートル)に男児が両手でつかんだような跡があった。遺書は見つかっていないという。
ZAKZAK 2007/03/28