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2007年03月28日(水) 00時00分

「才能を愛しているための行為…」とセクハラ教授ZAKZAK

 同志社女子大(京都府京田辺市)は27日、学芸学部の男性教授(61)が昨年7月、当時指導していた同学部4年の女子大学生(22)にセクハラ(性的嫌がらせ)行為をしていたと発表した。

 学生は昨年11月に大学に相談。教授はその後「健康上の理由」として診断書を付けて退職願を提出し、同11月末に受理された。懲戒処分はなかった。学生はことし3月に卒業した。

 元教授は事実を認め「(学生の)才能を愛しているための行為で、深く反省している」と話しているという。

 大学によると、教授は学生をドライブに誘い昨年7月6日夕、比叡山頂の駐車場で、学生に抱きつこうとしてキスを迫るなどした。

 大学は昨年11月、学長が学生から事情を聴き、同12月からセクハラ防止委員会を開催。ことし3月13日にセクハラを認定した。

 卒業した学生の代理人の嵯峨法夫弁護士は「大学は制裁を与えておらず、遺憾な対応だ」としている。

ZAKZAK 2007/03/28

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032803.html