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2007年03月28日(水) 00時00分

博物館で10年近く大事に保管、調べてみたら何と…ZAKZAK

 北海道浦幌町の町立博物館と芽室町の郷土資料収蔵庫が旧日本軍の不発弾を保管していたことが27日までに分かり、陸上自衛隊第五旅団(帯広市)が回収した。いずれも展示しておらず、倉庫などに保管していたが、信管が残っており、爆発の危険性があった。同旅団が爆破処理する。

 保管されていたのは「九〇式野砲弾薬」という種類の砲弾で、長さ約30センチ、直径約7.2センチ。

 第五旅団によると、帯広市の男性から22日に通報があり、同旅団が浦幌町の不発弾を確認した。町によると、砲弾は1998年から保管していたが、持ち込まれた経緯は分からないという。町教育委員会は「長い間保管していて、危険とは思わなかった」と話している。

 芽室町では学芸員が27日、第五旅団に連絡し、収蔵庫で保管していた砲弾が不発弾と分かった。

ZAKZAK 2007/03/28

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032809.html