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2007年03月28日(水) 00時00分

2歳児残しスノボの間に火事…24歳母親を起訴猶予ZAKZAK

 埼玉県和光市で昨年12月に2歳の男児が死亡した火災で、さいたま地検は27日、男児を放置してスノーボードに出かけたとして、保護責任者遺棄容疑で書類送検されていた母親(24)を起訴猶予処分とした。

 母親はこれまでにも、男児を家に残したまま夜間に働きに出ていたが、男児がけがなどをしたことはなく、地検は「男児の生命、身体に危険が及ぶという認識は薄かった」と判断した。

 母親は昨年12月30日午前5時ごろ、自宅に男児を残したまま群馬県内に知人男性とスノーボードに出掛け、男児が焼死した同日午後10時ごろまでの約17時間放置していたとして、同容疑で書類送検されていた。

 火災は男児がこたつをひっくり返し、ヒーターの熱で布団に火が付いたとみられている。

ZAKZAK 2007/03/28

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032814.html