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2007年03月28日(水) 17時45分

能登半島地震 石川・輪島市の温泉が住民に開放 自衛隊も仮設風呂を設置フジTV

能登半島地震発生から4日。28日朝も震度5弱の余震を観測した。こうした中、石川・輪島市の温泉が住民に開放された。
27日夜、被災地に心配されていた雨が降った。
2次災害が心配されたが、幸い28日朝までに雨はやみ、新たな災害の発生はなかった。
しかし、午前8時すぎ、震度5弱の余震を観測した。
被災者は「ひどく揺れてたね。恐ろしい。すぐに飛び出た」と語った。
能登半島地震発生から4日目、住民のストレスが高まる中、石川・輪島市内のいくつかの温泉旅館が28日から、温泉の無料開放を行った。
被災者からは「やっぱり、風呂は助かります」、「(風呂は)3日ぶり。さっぱりしてきます」などといった声が聞かれた。
被災者は、温泉につかり、疲れた心と体を癒やした。
温泉につかった被災者は「初めて、水がありがたいということがわかった」と語り、顔には、笑みが浮かんでいた。
温泉を開放した旅館「高州園」の的場明司社長は、「商売抜きで、苦しいときは助け合わなきゃだめだなあと。皆さんの喜んだ顔が一番うれしい」と話した。
また、自衛隊も広場に仮設風呂を設置し、被災住民に開放した。
自衛隊の仮設風呂に入った被災者は「あったかいです」と語った。
こうした中、被害を受けた住宅の解体工事も急ピッチで行われている。
午後にも震度4の余震が起きるなど、現地では今も余震への不安が続いている。
highlow highlow 2007/03/28 17:45

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107877.html