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2007年03月28日(水) 13時05分

能登半島地震 発生から4日目 輪島市で震度5弱の余震 住民の不安な日々続くフジTV

震度6強を記録した能登半島地震から4日目。石川・輪島市で28日午前8時すぎに震度5弱の余震を観測するなど、住民たちの不安な日々が続いている。
余震は28日午前8時8分に起き、家屋の被害が最も大きい輪島市門前町道下地区では、住民たちが家の片付けなどをしていたが、揺れを感じて一斉に家から離れるといった光景も見られた。
気象庁によると、体に感じる震度1以上の余震は徐々に減ってはいるが、依然として油断できない状況となっている。
また、28日午前、避難所では、地震発生後初めて、ごみ収集車が到着した。
しかし、ボランティアの要請が遅れ、ごみを出す作業は、避難生活を送る住民たちがこなさざるを得なかった。
一方、27日夜から降り出した雨は、幸い強くはなく、雨に伴う2次災害などは、今のところ起きてはいない。
国道249号線は、石川・輪島市の北と南を結ぶ主要道路で、いわば「生命線」となっているが、地震の影響で山肌が崩れ、27日夜から降った雨の影響が心配される。
しかし、国道や県道で新たな亀裂が入るなど、余震が続き、28日も住民たちは、不安な時を過ごしている。
highlow highlow 2007/03/28 13:05 取材: FNN取材団

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107856.html