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2007年03月28日(水) 11時56分

栃木・鹿沼市男子中3生自殺損害賠償訴訟 1審から一転、いじめと自殺の因果関係認めるフジTV

1999年に栃木・鹿沼市で自殺した中学3年生の男子生徒の両親が、県と市に損害賠償を求めている裁判で、東京高等裁判所は、1審判決を変更して、いじめと自殺の因果関係を認め、賠償額を1,100万円に増額する判決を言い渡した。
この裁判は、鹿沼市の公立中学校に通っていた臼井丈人(うすい・たけひと)君(当時15)が、1999年に自殺したのは、学校でのいじめが原因として、両親が県と市に損害賠償を求めているもの。
1審の宇都宮地裁は、慰謝料240万円の支払いを命じたが、いじめと自殺の因果関係は認めなかった。
28日の裁判で、東京高裁は「いじめが原因でうつ病になり、自殺に至った。教師は、いじめを阻止するための措置を講じなかった」として、賠償額を1,100万円に増額した。
highlow highlow 2007/03/28 11:56

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107851.html