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2007年03月28日(水) 02時30分

パックで出張、精算は正規料金 国交省2766万円不正朝日新聞

 国土交通省は27日、職員1826人が飛行機で国内出張した際に実際より高い航空運賃を請求し、差額分を不正に受け取っていたと発表した。01〜05年度の不正請求は計2353件で、総額2766万円。同省は全員に過払い分の全額を返還させるとともに、81人を戒告や訓告などの処分にする。

 国交省の調査によると、宿泊代込みのパック料金で出張しながら、航空券の半券を示して正規の航空運賃を請求していたケースが大半。正規の航空チケットを買い領収書を受け取った後キャンセルし、割引チケットを買った例もあった。個々の職員では回数で6回、金額で16万円が最高。

http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY200703270544.html