記録が欠落していたのは、1号機の原子炉建屋内にある22カ所の地震計のデータ。北陸電力は地震の影響を調べるよう経済産業省原子力安全・保安院から指示を受けている。同社では1号機内にあるバックアップ用の地震計の記録と2号機の記録をもとに解析することにしたという。
また同社は、地震当時の東西方向の揺れが、1号機の原子炉建屋地下2階で最大239ガル(ガルは加速度の単位)、2号機で264ガルだったと発表した。地震が発生した25日に、速報値として1号機で226ガルと発表していたが、その後に解析して補正した。
http://www.asahi.com/national/update/0328/TKY200703270525.html