伊議会、アフガン駐留継続を承認　与党２人が造反投票（朝日新聞）

2007年03月28日(水) 10時18分

　イタリア上院は２７日、アフガニスタンを含むイタリア軍の外国駐留を継続する予算措置案を賛成１８０、反対２、棄権１３２で可決した。下院は今月８日に可決しており、政権内の造反投票でプロディ首相が一時辞表提出に追い込まれた駐留継続問題は決着した。

　野党中道右派のうちベルルスコーニ前首相が率いる「フォルツァ・イタリア」などは棄権したが、キリスト教民主・中道連合の２０人が賛成に回った。反対の２票は与党の中道左派連合内の造反投票だった。