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2007年03月27日(火) 00時00分

都市再生の象徴「東京ミッドタウン」30日オープンZAKZAK

 三井不動産は26日、東京・六本木の防衛庁跡地に完成した大型複合施設「東京ミッドタウン」の商業施設や美術館などを報道陣に公開した。30日に開業し、商業施設は、年間3000万人の来場者と300億円の売り上げを見込んでいる。

 岩沙弘道社長は記者会見で「都市再生の象徴として、東京が輝きを取り戻す起爆剤になってほしい」と述べた。

 約10万平方メートルの敷地には6棟の建物が建ち、3割以上を緑地が占める。1番高いミッドタウンタワーは地上54階建てで、高さ約248メートルは都内一。ヤフーなどが入居し、高層階には外資系の超高級ホテル「ザ・リッツ・カールトン東京」が入る。別のオフィスビル2棟には富士フイルムホールディングスとコナミの本社が入る。

 商業施設エリアは高級ブランドや飲食店など約139店舗からなり、和を意識した空間を演出。芸術関係の施設も充実しており、東京・赤坂からサントリー美術館が移転するほか、建築家の安藤忠雄氏が設計し、服飾デザイナーの三宅一生氏などが監修する施設もオープンする。

ZAKZAK 2007/03/27

http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007032729.html