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2007年03月27日(火) 21時09分

コメディアンで俳優の植木 等さんが呼吸不全のため死去 享年80フジTV

「日本一の無責任男」として一時代を築いた、コメディアンで俳優の植木 等さんが27日午前、亡くなった。80歳だった。
ハナ 肇さんや谷 啓さんらとクレージーキャッツを結成し、「お呼びでない」など、多くのギャグを生み出した植木さん。
「ニッポン無責任時代」では、「サラリーマンは、気楽な稼業ときたもんだ」と、高度成長期の日本を皮肉り、サラリーマンたちのヒーローとなった植木さんは、晩年は俳優として活躍し、1993年に紫綬褒章を受けた。
植木さんは「隠し芸で注目を浴びるっていう人は、時代がどう変わっても生き残ってるっていう人ではないかと、僕は思いますね」と話していた。
また植木さんは、フジテレビの新春隠し芸大会の顔として、審査員でもおなじみとなった。
最近では、2006年12月に盟友である青島幸男さんの通夜に酸素吸入器をつけて参列した。
その後、食欲不振を訴えて、2007年1月に入院、一時は帰宅したものの、体調を崩して翌日には再入院し、それ以後、病状は悪化していたという。
植木さんは生前、「自分に何かあったら、密葬にしてほしい」と語っていたことから、通夜・告別式は、近親者のみで行うという。
highlow highlow 2007/03/27 21:09

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107817.html