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2007年03月27日(火) 19時28分

全日空と日本航空で客室乗務員出身の女性がそれぞれ取締役・執行役員に就任へフジTV

全日空と日本航空で、客室乗務員出身の女性が取締役、執行役員に就任することになった。
全日空では、4月に日本航空業界で初めて女性の取締役が誕生し、しかもその女性は、客室乗務員出身だという。
異例の大抜てきで、女性初の取締役に就任するのは、全日空の客室本部長・山内純子さん(57)。
山内さんは1970年、大阪万博の年に客室乗務員として全日空に入社した。
取締役に就任が決まった山内さんは「私が入社したとき、3年で辞めると言っていたんですけど」と話した。
客室乗務員は、当時は1〜2年で辞めていくことが当たり前だったという。
しかし、山内さんは仕事の楽しさに魅せられ、辞めるどころか、どんどん出世していった。
山内さんは「今、女性はとても元気ですし。男女関係なく同じ土俵で、そういう場面をどんどんつくってあげるということも、わたしとしてはできることだろうと思います」と話した。
山内さんの後輩である現役客室乗務員は、「大きな希望の光になっていると思います」、「わたしたちの言葉も伝えやすくなったし、お客さまの言葉もじかに伝えやすくなったという点では、とてもよいことだと思っています」と話した。
一方、ライバルの日本航空でも、客室乗務員出身者が、社内で女性として初の執行役員になった。
執行役員に就任が決まった永田順子さん(55)は、1976年の初フライト以来、2006年まで客室乗務員として飛行機に乗っていたという。
永田さんは「女性だからというようでは、やはり、現場をよく知っている乗務員としての提案ですとか、アイデアを出していけたらなと考えております」と話した。
highlow highlow 2007/03/27 19:28

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