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2007年03月27日(火) 13時35分

能登半島地震 被災者の中にはビニールハウスで一夜を過ごした人もフジTV

震度6強を観測した能登半島地震から3日目、被災者の中にはビニールハウスで一夜を過ごした人もいる。
能登半島地震の被災者・西村浩和さん(64)。
自宅の倒壊は免れたものの、家の中がめちゃめちゃになってしまったため、自宅横のビニールハウスに避難している。
西村さんは「風が来て、雨が降るとちょっと困ったなと思って」と語った。
西村さんの妻・美千枝さん(61)は2006年12月から、病気による寝たきり状態が続いていて、当初は、車の中で過ごすつもりだったが、美千枝さんの健康状態を考え、ビニールハウスでの生活を決意した。
西村さんは「(妻が)風呂だけは行きたいと言うので、連絡とって。長期戦、覚悟せなあかんからね」と語った。
一方、27日朝から、輪島市の被災地では、輪島市の職員と応援に駆けつけた新潟・小千谷市の職員らが、1軒1軒家屋の倒壊状況を見て回った。
中には、自分の家を柱で支えている人もいた。
輪島市によると、家屋の倒壊状況により、公的支援や義援金の配布を受けるための、罹災(りさい)証明書が発行されるかどうかが判断されるという。
余震とともに、住民たちの不安な日々は続く。
highlow highlow 2007/03/27 13:35 取材: FNN取材団

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107791.html