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2007年03月27日(火) 13時33分

能登半島地震 大きな被害に見舞われた輪島市の市役所に相談窓口設置フジTV

震度6強を観測した能登半島地震で大きな被害に見舞われた輪島市で、27日朝から市役所に震災被害の相談窓口が設けられた。
輪島市役所の入り口には、27日朝から震災被害の相談窓口が設けられていて、多くの市民が復旧作業の依頼などに訪れている。
また、輪島市役所には27日午前、平沢勝栄内閣府副大臣が訪れ、市長らから復旧に関する要望書を受け取ったもよう。
FNNがまとめた午前11時現在の建物の被害状況は、全壊・半壊などあわせて1,100棟以上。
また、輪島市で女性1人が亡くなったほか、けが人は、石川・富山・新潟の3県で232人となっている。
被害が最も大きかった輪島市では、水道の復旧作業が27日朝から本格的に始まり、27日中には、断水状態だった5,000世帯すべての復旧を目指している。
一方、亡くなった宮腰 喜代美さん(52)の葬儀が、市内の葬儀場で27日午前に行われた。
また、市役所では、27日朝からボランティアの受け入れを始めている。
気象庁によると、体に感じる余震は徐々に少なくなっている。
しかし、27日午前10時までに19回の余震を観測していて、住民の不安はしばらく続くとみられる。
highlow highlow 2007/03/27 13:33 取材: FNN取材団

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107790.html