北朝鮮資金返還問題 米・ヒル国務次官補「核放棄初期段階措置は4月中に実現させたい」（フジTV）
マカオの銀行に凍結されている北朝鮮の資金の返還問題について、アメリカのヒル国務次官補は26日、この問題を速やかに解決し、核放棄に向けた「初期段階の措置」の履行は、4月中旬の期限内に必ず実現させたいと強調した。ヒル次官補は「(初期段階措置の履行期限の)60日は守らないといけない。だから財務省チームが北京へ行ったんだ」と述べた。
ヒル次官補は、北京入りしたグレーザー財務副次官補と毎日連絡を取り合っていると述べ、返還問題を今後数日で解決できるとの期待感を表明した。
一方、グレーザー副次官補は26日夜、ウィルキンソン財務長官首席補佐官ら3人と、北京の北朝鮮大使館で北朝鮮側と協議をしており、資金返還へ向けて、具体的な調整を進めている。
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2007/03/27 13:18