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2007年03月27日(火) 20時39分

半月で約2億6千万円の売却益 梁山泊・株価操縦事件朝日新聞

 パチンコ攻略法などの情報提供会社「梁山泊(りょうざんぱく)」(大阪市)の元幹部らが情報通信サービス会社「ビーマップ」(東京都)の株価を不正に操作したとされる事件で、証券取引等監視委員会は27日、大阪府警に逮捕された梁山泊の実質経営者で元暴力団幹部の豊臣春国容疑者(56)ら計7人を証券取引法違反(相場操縦)の疑いで大阪地検に告発した。証取委は、豊臣容疑者らがビー社の株価のつり上げを図った05年3月の15日間で、約2億6500万円の売却益を得たとみている。

 証取委の調べでは、豊臣容疑者ら7人は05年3月4〜18日、一般投資家にビー社株が人気銘柄と誤解させる目的で、仮装売買などを繰り返したとされる。この間に計約1万2000株を売買し、株価は1株28万5000円から40万8000円に急騰し、不正な利益を得たという。

http://www.asahi.com/national/update/0327/OSK200703270150.html