記事登録
2007年03月27日(火) 06時15分

2007年能登半島地震 発生から3日目の朝、約2,000人が避難所生活を強いられるフジTV

震度6強を観測した2007年能登半島地震から2日目の夜が明けた。
石川・輪島市門前町では午前5時現在、気温は8.2度で、同じ時間に気温3度だった26日ほどの冷え込みは感じないが、避難所で生活を送っている住民らは、不安な夜を明かし、朝を迎えた。
25日の地震発生から27日午前5時までに、体に感じる余震は233回にものぼり、およそ2,000人が避難所での生活を強いられている。
FNNのまとめによると、今回の地震で石川を中心に富山、新潟をあわせ1人が死亡、209人が重軽傷を負った。
住宅の被害も、全壊・半壊など635棟、空き家などの倒壊も161棟にのぼっている。
地震から3日目の朝を迎え、中には避難所を敬遠し、自宅に戻る人も出てきた。
ある住宅は、外から見ると一見、大丈夫なように見えるが、26日、建物の危険性を判断する判定士が診断した結果、危険と判断され、現在は誰も家にいない。
輪島市では、28日までにすべての建物で診断を行う予定となっている。
2007/03/27 06:15 取材: FNN取材団

http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00107771.html