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2007年03月27日(火) 10時18分

ネパールに自衛官6人派遣へ 防衛省昇格後、海外は初朝日新聞

 政府は27日、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき、国連安全保障理事会が設立を決議した国連ネパール支援団(UNMIN)に自衛官6人を派遣することを閣議決定した。6人は非武装の陸上自衛官などで、派遣期間は来年3月末までの1年間。防衛省昇格で海外活動が自衛隊の本来任務となってからの海外派遣は初めてとなる。

 監視要員は、昨年11月に和平協定を結んだ共産党毛沢東主義派(毛派)とネパール国軍双方の拠点や兵舎の監視などを担う予定だ。

 閣議では、4月9日に実施される東ティモール大統領選の選挙監視団として文民14人を派遣するほか、PKOの国連東ティモール統合派遣団(UNMIT)に送っている文民警察官2人の派遣期間を8月31日まで延長することも決めた。

http://www.asahi.com/politics/update/0327/004.html