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2007年03月27日(火) 00時00分

A・N・スミス、死因は薬物の過剰摂取朝日新聞

 3月26日、2月に急逝した元プレイメート、アンナ・ニコール・スミスさんの突然死の原因が、薬物の過剰摂取であることが分かった。1月撮影(2007年 ロイター/Hans Deryk)

 [ダニア・ビーチ(米フロリダ州) 26日 ロイター] 2月8日に米フロリダ州のホテルで急逝した米プレイボーイ誌の元プレイメート、アンナ・ニコール・スミスさん(享年39歳)の突然死の原因が、薬物の過剰摂取であることが分かった。違法薬物の使用や事件性はないという。当局者が26日、明らかにした。

 チャーリー・タイガー警察署長は「状況証拠からして、死因は不慮の過剰摂取によるもので、事件性はない」と発表。

 フロリダ州ブロワード郡の監察医ジョシュア・パーパー医師は「抱水クロラールと、その他の治療用物質によって引き起こされた薬物の毒性が死因である」と発表。さらに「バクテリアの感染、ウイルス性の腸内感染やウイルス性の風邪も一因となった可能性がある」としている。

 生前のスミスさんには富豪の夫から相続した遺産があったため、スミスさんの死後、遺産を相続するとみられる生後6カ月の娘ダニエリンちゃんの親権をめぐり、複数の男性が父親を名乗り、法廷で争っている。

 スミスさんは3月2日、バハマで埋葬された。

http://www.asahi.com/culture/enews/RTR200703270053.html